インドBIS認証
indian BIS Compliance
外国製造業者認証制度(FMCS)
FMCSについて
外国製造業者認定スキーム(FMCS)は2000年以降、外国製造業者向けのスケジュール II のスキーム I に基づいてインド規格局によって普及しているスキームです。 このスキームは、海外製造業者が標準マークを使用するために適用されます。 ISI マークとして知られ、インドで自社製品を販売しています。 ISI証明書は、リストされた製品を製造するすべての外国製造業者に認められており、インド規格に合格したアイテムに標準マークを使用しています。 証明書は、ニューデリーオフィスのインド規格局(本社)にある外国製造業者認証部門(FMCD)によって提供されます。該当するインド規格の要件に準拠する製品は、BIS 証明書を取得できます。
法規制(Legal regulation)
1986年にインド規格局法が制定されインド規格局 (BIS) は1987年4月1日に発足し以前のISIの機能を引き継ぎ範囲を広げより多くの権限を有し 現在のインドBIS認証制度の法的根拠となっており この法律を基本にインドBIS認証が適用される。
・正式法律名:商品、物品、プロセス、システム、及びサービスの標準化、適合性評価、及び品質保証の活動の調和のとれた発展、 及びそれらに関連または付随する事項のための国家標準化機関の設立を規定する法律。
②適合性評価規則(2018年6月25日制定)
対象となる製品
インド規格協会 (ISI) は1947年1月6日に協会登録法 (1860年) に基づく登録協会として設立されました。 インドの国家規格機関であるこの組織はインドの産業が採用する規格を準備し、促進するという明確な権限を持っていました。 その後、製品の品質を向上させ、一般の消費者に標準化の利点を提供するために、インド規格協会は、1952 年インド規格協会 (認証マーク) 法に基づいて認証マーク制度の運用を開始しました。 この制度は 1955 年に正式に開始され「ISI マーキング スキーム」として広く知られています。 インド規格協会に法定の地位を与えるために、法案が議会に提出、1986年にインド規格局法が制定されインド規格局 (BIS) は1987年4月1日に発足し以前のISIの機能を引き継ぎ範囲を広げより多くの権限を有し 現在のインドBIS認証制度の法的根拠となっています。
認証のプロセス
まずその製品がBIS認証の対象かどうか、対象であればどのスキーム(ISIまたはCRS)に該当するかを確認。
その後、申請書類の作成とチェックを行う。
認証プロセスは、ISI/FMCSでは5段階、CRSでは4段階となる。
【BIS認証(ISI/FMCS)の場合】
①申請準備(提出書類の準備・提出)
②生産工場検査
③サンプルのインドラボでの試験
・インドへのテストサンプルの発送は、通常、通関業者が受け取りラボに転送する。
・CBレポートのデータを受け入れることは認められていません。
④証明書の発行
⑤マーキング、ラベル
現地法的代理人(AIR)について
日本を含む外国の製造者の申請には、現地法的代理人 AIR:Authorized Indian Representative(現地法的代理人)が 必要となります。AIRがいないと申請が出来ません。弊社では、現地法的代理人を立てる事が出来ない日本企業に対し信頼できる現地法的代理人(AIR)を紹介するサービスも提供しています。